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ホテルグランヴィア広島

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代表メッセージ

〜Message from the President〜

代表取締役社長 山岡 孝典

Takanori Yamaoka


当社は、JR西日本グループの一員として、広島駅新幹線口にて33年間、事業を継続してきました。グループには、同じくJR西日本の主要駅に直結する「ホテルグランヴィア京都」、「ホテルグランヴィア大阪」を始め、2018年に開業した宿泊主体型新ブランド「ホテルヴィスキオ大阪」、2020年10月に開業したカジュアルリゾートホテル「梅小路ポテル京都」などを含め現在10ホテルがあります。
今後更なる新規ホテルの開発も積極的に進めており、2025年には広島駅ビル高層階に「ホテルヴィスキオ広島」(400室規模)を開業させます。

2020年6月にバトンを受け継ぎ、当社の代表取締役社長に就任しました。
就任前は、J R大阪駅に直結するグループホテルの「ホテルグランヴィア大阪」で勤務しておりましたが、ずっとホテル業一本というわけではなく、これまで同じJ R西日本グループ関連企業である「日本旅行」で旅行業にも携わった経歴を持っています。

地元は広島県三原市の出身で、学生時代は関西の大学に進学して、地理学を専攻しました。
その時のゼミの教授と様々な場所へ研修旅行に出かけたりしたことや、アルバイトで旅行の添乗員を経験したことが、旅に関わる今の仕事の原点になっているようです。
皆さんが、これまで打ち込んできたことは何でしょうか。またそのことを通じて、得たものは何でしょうか。
私がそうであったように、学生時代に打ち込んできたことの根っこは、きっと皆さん自身の生きがいに繋がっているのではと思います。

ホテルの財産は「働くスタッフ」

今、このページを訪れている皆さんは、新型コロナウイルス感染症の影響により、世界規模で起きている大きな社会変化に戸惑いを覚えながらも、ご自身の将来について、一生懸命向き合っておられることと思います。
私どものホテル業界もその影響により、好調だったインバウンド需要の減少やレストラン・宴席での飲食を伴う会食自粛など非常に厳しい経営環境となりました。

私達は、これまでの常識が通用しなくなるなかで、新たな常識が生まれる瞬間に立ち会っています。これまでの常識が生まれ変わりつつある今、この状況を一過性のものとせず、会社がさらに成長する機会ととらえ、環境への変化を恐れず勇気を持ってチャレンジすることが大事であると捉えています。このチャレンジ精神により、人も組織も大きく成長出来ると思っています。そこには、おもてなしの心と、自律的かつ自発的な行動力を持ち、質の高いサービスでホテルの発展に貢献できる人財を求めています。

私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。「嚴島神社」「原爆ドーム」といった二つの世界遺産を抱える広島は、国内外でも人気の観光都市として、おもてなしのレベルアップが求められています。今後、広島には外資系や国内の有名チェーンホテルが次々に参入してくる計画があり、競争がますます激化していくホテル市場の中で、お客さまから選ばれ続けるためにも、「お客様に愛されるホテルNo.1」を目指して挑戦します。そのためには、「まごころ」溢れる人財確保がますます重要になると考えています。

私たちが求める人財のキーワードは「おもてなし」という言葉に集約されます。
「お」・・・思いやりをもてる人
「も」・・・燃える情熱で挑戦し、失敗を恐れない人
「て」・・・丁寧な仕事が出来る人
「な」・・・和やかな人間関係が築ける人
「し」・・・幸せ=人を幸せにし、自分も幸せになれる人

これから当ホテルを志望される皆さんにも、この「おもてなし」を胸に、「笑顔で行動」が出来る人に育ってもらいたいと願います。

また、入社後は全スタッフが目指す姿として3つのキーワードもあります。
① 3つのS
「SPEED」・・一番に求められるのは、行動に移すスピード。
たとえ間違ったことや失敗をしても素早く行動を起していれば修正がききます。
「SOFT」・・・勇気をもって柔軟に、変化を求め行動すること。
今までのやり方や業務内容が正しいのではなく見直す意識を持つ。今あるべき姿を実現します。
「SMILE」・・笑顔はホテルマンにとってとても重要です。
マスクをしていれば笑顔が判りにくくなりますが、目や雰囲気で笑顔を出すことを心がけます。
② ウサギの耳、トンボ目、アリの足
「うさぎの耳」・・・情報収集能力を高める
「トンボの目」・・・広い視野で、しっかりと判断する目を持つ
「アリの足」・・・とにかく動く!動けば必ず何か反応があり結果がでる
③ ATM
仕事は、(A)明るく、(T)楽しく、(M)前向きに。ホテルグランヴィア広島で自分を磨きながら輝いてもらいたいと思います。

当社では皆さんの将来なりたい姿を応援するための支援も充実しています。ホテリエには必須の外国語を身に付けてもらえるよう、公的資格取得における経費の全額補助や、TOEICを社内で受検できる制度もあります。さらにはレストランサービス、ソムリエ、バーテンダー、調理師など専門職の資格取得の経費援助もしています。
他にも、通信教育講座、階層別研修、人権研修など、プロフェッショナルとして、社会人として皆さんが成長していけるように様々な教育プログラムを用意しています。

また若手スタッフを中心に構成される「Kanade」という社内活動もあり、各部門から選出されたスタッフが、アイデアを出しあい、ディスカッション等を通じて若手ならではの感性で情報発信を行っています。2020年には、ホテルの感染防止対策をもっと分かりやすく伝えたいとの若手スタッフの発案の下、構成、撮影、出演、編集まで動画作成を「Kanade」で手掛けて、公式ホームページ上で公開しました。
このように、チームで手を取り合って失敗を恐れずにチャレンジすることが、若手スタッフの成長やモチベーションの向上につながり、ホテルがより良くなると私は信じています。

ホテルグランヴィア広島の「未来」

ホテルグランヴィア広島は、常に「お客様に愛されるホテルNo.1」を目指しています。
例えば、宿泊の楽しみである朝食のナンバーワン。そのためには、現状に満足せず、食材や調理法をブラッシュアップさせるなど、より良いものを創り上げるため、日々努力を重ねています。私たちは、そうした細かな試行を積み重ねて、「広島でお客様に愛されるホテルNo.1」ひいては「日本一」「世界一」を目標に掲げています。
現在、当社は世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」において、広島市136ホテル中、第1位の称号をいただいています(2021年1月現在)。
私たちのホスピタリティを受け取っていただいたお客様からいただいた評価は、この上ない喜びだと感じます。今後は、この評価を維持するだけでなく、さらなる称号をいただくことを目標にしています。

最後に

「次なるステージ」に向けた挑戦をスタートした当社は、これからも社員一丸となって、最高水準のホテルを目指していきます。私たちとともにチャレンジし成長していける、意欲溢れるみなさんとお会いできることを心待ちにしております。



※2025年広島駅のイメージパース